Ｌのお話

・Ｌ家の人々
ワタリとロジャーの策略によって、ラケルはＬとメロとニアの住む竜崎家へ、家政婦（？）として勤めることになりますが……。

・探偵Ｌ、ロシア編〜モスクワの祈り〜
『Ｌ家の人々』で結婚（？）したＬとラケルのその後のお話です。Ｌはチェチェン戦争に関わるロシアのジャーナリストを助けるために、モスクワへ向かいますが、そのことには彼自身が探偵として手に入れたいと思う情報があるからでもありました。アスラン・アファナシェフ率いるテログループ『灰色のオオカミ』と、Ｌはどう渡りあうことになるのか……！？

・探偵Ｌ、アメリカ編〜マンハッタンの枢機卿〜
２００３年、アメリカ・フロリダ――Ｌは以前に自分が捕えた脱獄囚を再び檻の中へ収監すべく、フロリダの高級住宅街にある別荘にいた。そんな彼の元へ送られてきたアメリカ合衆国大統領の、他愛ないともいえる一冊の日記帳……そこに書かれた内容は果たして何かの暗号なのか？そしてＬの命令の元、メロはイラクにあるアブグレイブ刑務所へ赴くことに……そこで彼を待っていたもの、メロが見たものとは？果たしてＬに合衆国大統領の日記帳を送りつけてきたのは何者なのか？すべての鍵を握るのはニューヨークの枢機卿、カルロ・ラウレンティスなのだろうか……？

・探偵Ｎ、ヴェネチア編（前編）〜ユーロスター連続殺人事件〜
探偵Ｎこと、ロジェ・ドヌーヴはフランスのパリに拠点をおいて仕事をしているが、その彼に＜殺し屋ギルド＞という裏の犯罪組織の幹部から、ある招待状が届く……そしてその招待状によれば、１９：１８発のＥＳスターでヴェネチアまで来いということだった。ニアは部下のジェバンニとリドナーを従えて、ヴェネチア行きのユーロスターに乗りこむが、果たしてそこで彼らを待っていたものとは……！？

・探偵Ｎ、ヴェネチア編（後編）〜殺人チェス〜
＜殺し屋ギルド＞の幹部と思われる男――２００２年のチェス・チャンピオンにして催眠術師の疑いのあるカイ・ハザードから招待状を受けとったニア。そしてニアはカイとの勝負に挑むべく、ヴェネチア行きのＥＳスターに乗りこむが、不覚にもそこで捕えられてしまい……！？ここから、ニアＶＳカイの、息詰まるチェス勝負がはじまる。

・探偵Ｌ、イギリス編〜ロンドンの爆殺魔〜
イギリスで起きた爆発魔事件を解決するために、ロンドンへやってきたＬ。だが、その捜査途中でラケルが何者かに誘拐され、彼女の行方を追うのと同時に他の多くの事件をも解決へ導かなくてならないＬ……ラケルをさらったのは何者で、一体何が目的なのか！？Ｌは生まれながらにしての自分の敵である＜Ｋ＞を真っ先に疑うが、もしそうなら彼に希望はない。深い絶望の中でＬは葛藤しつつ、やがてロンドンの爆殺魔を追い詰めていくが……。

・探偵Ｌ、ロサンジェルス編〜墜ちた天使たち〜
超能力者の存在を含め、何かと謎の多い犯罪組織＜殺し屋ギルド＞……ユーロ紙幣の原版を無事ＥＵ銀行へ返した二アは、今度は世界中で起きる名画の窃盗事件を担当することに。そしてメロもまた超能力者の疑いのある者を追い、ロサンジェルスのビバリーヒルズにある高校へ潜入することになるが……。

・探偵Ｌ、アイスランド編〜秘密結社リヴァイアサン〜
今から約２７年ほど前――Ｌはアイスランドにある秘密の地下コロニー、エデンで生まれた。だが、そこからワタリとロジャーとともに脱出したＬは、＜Ｋ＞ことカイン・ローライトという男から命を狙われることに。Ｌはその後探偵となり、＜Ｋ＞がバックにいる世界を牛耳る秘密結社、リヴァイアサンと戦い続けてきたが……！？探偵Ｌシリーズ、完結編。

・探偵Ｌ〜オリエントエクスプレス殺人事件〜
新婚旅行を途中で切り上げて、オリエントエクスプレスでイギリスへ戻ることにしたＬとラケル。だが、その帰り道の途中で、殺人事件が起きて……！？Ｌは探偵として、偶然乗りあわせたオルムステッドＦＢＩ捜査官とともに、この事件を解決しようと動きます。果たして犯人は誰なのか――そして、Ｌは無事、この事件を列車がパリへ到着するまでに解決することができるのか！？

・探偵Ｌ〜エリゼ宮殺人事件〜
アイスランドにある秘密基地、エデンを壊滅に追いやったＬ……だが、リヴァイアサンという組織はすでに地上にくまなくその枝葉を広げていた。そして彼らのトップ会談では、Ｌをさらなる窮地へ追いやるべく話し合いが行われ……！？

・探偵Ｌ〜人狼伝説殺人事件〜
アイルランドの田舎で、上院議員だった男が野獣に喰い殺されるという事件が起きる。彼の名前はエドガー・ヴォーモンといい、その後ポリー・シェルダンという村の娘と郵便配達員のルパート・オコノフィという青年も野獣に襲われ死に至る。この不可解な一連の事件を解決すべく、Ｌは単身事件の起きたロスファイエ村へと潜入するが！？


・Ｓｗｅｅｔ＆Ｓｗｅｅｔ＆Ｓｗｅｅｔｅｓｔ
Ｌとラケルのラブ甘小話。現在、（１）（２）、（１２）〜（２２）まで。